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「そうだったんだ!」パートナーの子供の頃の夢を語り合い、会話を深めるワーク

Tags: 関係改善, 会話, コミュニケーション, ワーク, パートナーシップ, 夢, 思い出

パートナーとの時間が増えたけれど、以前ほど会話が弾まないと感じている方もいらっしゃるかもしれません。これからの人生を二人で楽しく過ごすために、何か新しいきっかけが欲しい、そうお考えになるのは自然なことです。

日常の会話は大切ですが、時には少し立ち止まって、お互いの過去に目を向けてみるのも良いでしょう。今回は、パートナーの子供の頃の夢について語り合うワークをご紹介します。このワークは、特別な準備も難しさもありません。リラックスした気持ちで、お互いの心に寄り添いながら試していただけます。

このワークの目的

このワークの主な目的は、パートナーのまだ知らなかった一面を発見することです。子供の頃の夢には、その人の素直な気持ちや、大切にしている価値観の原点が隠されていることがあります。夢について語り合うことで、以下のような効果が期待できます。

用意するもの

このワークに必要なものは特にありません。 強いて言えば、お互いに向き合って話を聞くための「少しの時間」と「穏やかな気持ち」だけです。

具体的な手順

さあ、それでは実際にワークを始めてみましょう。難しく考える必要はありません。以下のステップを参考に、二人のペースで進めてみてください。

ステップ1:ワークについてパートナーに提案する

まずは、パートナーに「こんなワークを一緒にやってみない?」と優しく提案してみましょう。「お互いの子供の頃の夢について話してみよう」というように、シンプルに伝えてみてください。もし相手が乗り気でなくても、無理強いはせず、「気が向いたら教えてね」と伝えるだけに留めておくと良いでしょう。

ステップ2:時間と場所を決める

お互いがリラックスして話せる時間帯を選びましょう。例えば、休日の午後、夕食後、寝る前など、二人が落ち着いて過ごせる時間が理想的です。場所は、リビングのソファ、ダイニングテーブル、お散歩中など、話したいと思える場所であればどこでも構いません。

ステップ3:それぞれの「子供の頃の夢」を思い出す時間を持つ

すぐに話し始めるのではなく、少しだけ各自で考える時間を持ってみましょう。「そういえば、子供の頃ってどんな夢があったかな…?」と、ぼんやり思い出してみるだけでも構いません。一つだけでなく、いくつか思い浮かべてみても良いですね。

ステップ4:お互いに夢を語り合う

準備ができたら、順番を決めてお互いの「子供の頃の夢」を語り合いましょう。聞き手は、ただ黙って聞くのではなく、相手の話に耳を傾け、うなずいたり、相槌を打ったりしながら、共感的な姿勢で聞いてあげてください。「へぇ、そうなんだね」「それは面白そうだね」といったシンプルな反応で十分です。

ステップ5:夢にまつわるエピソードや、今との繋がりを話し合う

夢そのものだけでなく、なぜその夢を抱いたのか、どんなきっかけがあったのか、夢のために何かしたことはあるか、といったエピソードも話してみましょう。また、その夢が今の自分にどう繋がっているか、あるいは全く違う道に進んだ理由などを話すのも興味深いかもしれません。

ステップ6:ワークを終えての感想を共有する

全て話し終えたら、「話してみてどうだった?」「聞いてみてどう感じた?」といった感想を軽く共有してみましょう。お互いの新しい発見や、意外な共通点について話し合うのも楽しい時間になります。

ワークを行う上でのヒント

まとめ

パートナーと「子供の頃の夢」について語り合う時間は、過去を振り返るだけでなく、お互いの内面を再発見する貴重な機会となります。このワークを通じて、普段の何気ない会話とは一味違う、深みのある温かいコミュニケーションが生まれることを願っています。

すぐに大きな変化があるわけではないかもしれませんが、こうした小さなワークを続けていくことで、お互いへの理解が深まり、共に過ごす時間がより心地よく、充実したものになっていくはずです。これからの人生を二人で楽しく歩んでいくための、素敵な一歩となることを願っています。